2016年1月13日 |
CCI国際綿花評議会、日本綿業振興会の2016年活動計画 「I LOVE MY COTTON」をキャンペーン・テーマに、 コットンの良さと可能性を今までとは違った角度で表現。 趣向をこらしたイベントやメディア活動も幅広く展開する |
1.COTTON USAマーク・ブランディング活動の強化 昨年、「高感度なライフスタイル素材ブランド」として全面リニューアルしたCOTTON USAマーク。今年はそのブランディング活動を積極的に実施することで、新ブランドの一層の周知を図る。キャンペーン・テーマも、引き続き「I LOVE MY COTTON」を掲げ、新聞・雑誌広告を中心に展開していく。 また、Facebook、Instagram、Twitter、YouTubeなどのSNSでのPR活動、COTTON USA公式ホームページを利用したデジタル・マーケティング活動をさらに強化・充実させる。 加えて今年は、「コットンの魅力と可能性」をファッション感度の高い人たちに発信するため、有名ファッション・デザイナーとの特別コラボレーション企画を準備している。 2. COTTON USAライセンシーとのタイアップ・キャンペーン 大手有力アパレルや寝装メーカーなどとジョイントして、雑誌等のタイアップ特集企画を組むなど、アメリカ綿使いの商品の良さを広く消費者にアピールする。 3.「コットンの日」のイベントを実施 毎年話題となっている「コットンの日」の記念イベントを、今年は5月10日に東京で開催する。当日は、「Tシャツ・プリント・デザイン・コンテスト2016」のグランプリ作品の表彰式を合わせて実施するほか、よりコットンの催しにふさわしい企画内容も現在検討している。 4.コットン・ファッション情報サービスやコットン・セミナーを開催 パリのニコル・トットロー氏やコットン インコーポレイテッドの協力により、海外のコットン・ファッション情報や資料を業界に紹介するため、コットン・ファッション・セミナーを東京と大阪で年2回開催する。さらに業界をはじめ報道や教育関係に対しても情報提供を行い、コットン情報の中枢としての機能を果たしていく。 5.「Tシャツ・プリント・デザイン・コンテスト2016」を今年も開催 18年目を迎えるこのコンテストは、学生からプロのデザイナーやクリエイターから注目を集めている。国内はもとより海外からも応募があり、毎回レベルの高い審査が繰り広げられている。昨年から具体的なテーマを設けず、幅広く「コットンにふさわしい」作品を募集する。 6.広報活動 報道関係へのコットン関連の情報や資料提供を積極的に行うほか、情報紙「コットン・プロモーション」を季刊発行する。 また「一般財団法人日本綿業振興会公式ホームページ」で、きめ細かなコットン情報を配信していく。 さらに、デジタル版「コットン・ファブリック―Handbook of Cotton Fabrics」を発行する。この本は、綿織編物のサンプル付で生地をわかりやすく解説し、繊維に携わる人たちの必読書として好評を得ていた。2010年の廃版後も多くの方からの再刊のご要望をいただき、それらの声を受けてデジタル版で復活となった。 |