プレスリリース

 
 全米綿花評議会(NCC )本部からの報道資料をお届けします
2020年5月7日

 報道各位 


U.S.コットン・トラスト・プロトコルがテキスタイル・
エクスチェンジの推奨繊維・素材リストに追加

トラスト・プロトコルが、BCI、CmiA、フェアトレード・コットン、
オーガニック・コットン、リサイクル・コットンとともに
推奨綿繊維の仲間入り


 テネシー州メンフィス – (2020年4月27日) – テキスタイル・エクスチェンジ(Textile Exchange)の推奨繊維・素材リスト(環境や社会にとってより好ましい繊維と素材のリスト)に、U.S.コットン・トラスト・プロトコル(U.S. Cotton Trust Protocol)が加わりました。これによりトラスト・プロトコルは、170を超える参加アパレルや小売業者がテキスタイル・エクスチェンジの素材切替指標(Material Change Index)プログラムの一環として選択できる36種類の繊維・素材の1つとなりました。

 テキスタイル・エクスチェンジは、推奨繊維または素材を、従来の生産方法よりも環境および/または社会のサステナビリティを高め、負荷を軽減できる繊維または素材と定義しています。トラスト・プロトコルは、推奨綿繊維として、よりサステナブルなコットン生産イニシアティブの仲間入りをすることになります。このリストには、ベター・コットン・イニシアティブ(BCI)、コットン・メイド・イン・アフリカ(CmiA)、フェアトレード・コットン、オーガニック・コットン、REEL、ISCC、リサイクル・コットンなどが含まれています。

 推奨繊維・素材のマスターリストは、様々なサステナビリティ・イノベーションがその真価を認められるにつれ、時間と共に進化しています。テキスタイル・エクスチェンジは、このカテゴリーが常に最新の考えを反映したものとなるよう、加盟組織やNGOパートナーと幅広く協議を行っています。

 U.S.コットン・トラスト・プロトコルのエグゼクティブ・ディレクターであるKen Burton氏は、「U.S.コットン・トラスト・プロトコルがテキスタイル・エクスチェンジの推奨繊維・素材リストに加えられたことを嬉しく思います。U.S.コットン・トラスト・プロトコルは、米国の綿花生産において環境フットプリントを継続的に改善・削減していくための業界全体のシステムです。水・土壌の保全強化と温室効果ガス排出量を削減するための米国の綿花生産者の取り組みを追跡した集約データをアパレルや小売業者に提供します。これらのデータは、ファッションおよび小売業界のサステナビリティ目標への進展を裏付けるものとなります」と述べています。

 テキスタイル・エクスチェンジは、企業に推奨繊維の利用を促進するよう奨励するとともに、推奨繊維・素材戦略を事業慣行に採り入れることの重要性を認識している企業を高く評価しています。 テキスタイル・エクスチェンジのマネージング・ディレクターであるLa Rhea Pepper氏は、「テキスタイル・エクスチェンジの使命は、テキスタイル・バリューチェーンにおける持続可能な慣行を加速させることです。トラスト・プロトコル・コットンが推奨繊維・素材リストに追加できることを嬉しく思います。これにより、アパレルや小売業者が推奨繊維を事業戦略に組み込む際、サステナブルなコットンを調達するための選択肢が一つ増えたことになります」と述べています。

U.S.コットン・トラスト・プロトコルについて  
 サプライチェーンの監視の目は一段と厳しさを増し、透明性を求める声は一段と強まっている中で、U.S.コットン・トラスト・プロトコルは、よりサステナブルな方法で栽培された綿花の基準を設定します。サステナブルな綿花生産という問題に、定量化や検証が可能な目標や計測を導入し、重要なサステナビリティ指標を絶えず改善していきます。
 トラスト・プロトコルは、高度なデータ収集や外部の第三者機関による検証を通じてアメリカ綿の進歩を立証します。アパレルや小売業者は、自身のサプライチェーンに使用される綿繊維がよりサステナブルであり、環境や社会にリスクを与えないという確証を必要としており、トラスト・プロトコルのメンバーになることで、それを実証するデータを入手できます。アパレルや小売業者は、フィールド・トゥ・マーケット(Field to Market: サステナブルな農業を目指す団体)のデータ・ツールによって証明され、フィールド・カリキュレーター(Field Calculator)を使って計測され、コントロール・ユニオン・サーティフィケーションズ(Control Union Certifications)によって検証されることにより、サステナビリティが証明されたアメリカ綿にアクセスできるようになります。
  U.S.コットン・トラスト・プロトコルは、アパレルや小売業者、市民社会、外部のサステナビリティ専門家、および栽培農家、繰り綿業者、綿花商、卸売業者、協同組合、紡績会社、綿実取扱業者を含む綿花業界の代表者など、複数の利害関係者で構成される理事会の監督下に置かれています。

テキスタイル・エクスチェンジについて
 テキスタイル・エクスチェンジは、サステナブルな繊維・素材業界のリーダーを生み出す世界的な非営利団体です。同団体は6つの主要な業界基準を管理・推進すると共に、業界の 重要なデータやインサイトを収集・公表しており、アパレルや小売業者はこれらを用いて、自身が使用する推奨繊維・素材を評価、管理、追跡することができます。  
 テキスタイル・エクスチェンジは大手アパレルや小売業者、サプライヤーを代表する400以上のメンバーで構成されており、長年にわたり、世界のテキスタイル業界全体で推奨繊維の利用を加速させることにより、気候にプラスの影響を与えており、現在は2030年戦略:気候+ 2030 Strategy: Climate+を通じ、これを必須目標としています。テキスタイル・エクスチェンジは気候+戦略方針に基づき、差し迫った環境問題への取り組みを推進し、2030年までにテキスタイル繊維・素材の生産に伴うCO2排出量を35~45%削減することを目標としています。
URL:www.TextileExchange.org

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全米綿花評議会(NCC  NATIONAL COTTON COUNCIL OF AMERICA)について
  全米の綿作農家、操り綿業者、倉庫業者、綿花商、食用油業、綿作農業組合、および紡織業など7つの部門で構成される米国綿花産業の総合的組織。1938年に設立されて以来、競争の激しい繊維市場において、世界綿業の発展のために常に指導的な役割を果たしています。本部はテネシー州メンフィスに置かれています。




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