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<2019 SPRING>


■フクイ
綿の服にプラスチックのタグ?タグにも綿素材を使いませんか
SDGs対応の「綿100%の織ネーム」を発売

 マイクロプラスチックを減らすために、天然素材を使うことを提案する取り組みが服飾副資材分野でも始まった。
 創業67年の織ネームの老舗メーカー・フクイが、SDGs(国連が定めた持続可能な開発目標)対応の「綿100%の織ネームとケアラベル」を発売し、サステナブルな商品として注目を集めている。 
 織ネームは、平織物にブランドロゴを記したもので、小さな面積の中に高度な技術が必要とされ、ブランドの世界観などこだわりが詰まっている。
 現在織ネームは、生産技術力やコスト面などの理由から合繊が主流で、綿使いは混紡程度しかなく、綿100%製はとても珍しい存在。同社では、もともとこの商品をアメリカン・ビンテージの服向けに1997年に開発し、以来柔らかな風合いが好評で、ロングセラー商品として親しまれてきた。だが最近新たな販売戦略としてSDGsの「持続可能な生産と消費」に適合することを訴えたところ、今までにない反響が広がり始めたという。
 「風合いが気に入って長年愛用される方以外に、これまでは選択肢にはなかったが、サステナブルという観点から綿100%織ネームの良さを再認識するお客様もおられます」と同社。「すべてのパーツを天然素材に」というアパレルメーカーからの要望に応えるため、織ネームのみならず綿100%のケアラベルも推奨している。
 綿100%の特長は、チクチクせず肌あたりが良い点や厚みのあるしっかりした仕上がり、綿織物特有の味わい深さ、染色・ブリーチ・ダメージなどの仕上げの後加工をすると、織ネームも洋服と同じようにダメージを受け一体感のある仕上がりになる点などがあるが、さらに環境に配慮した商品を取り入れることで、ビジネスでも持続可能な社会づくりに貢献できる。
 今後同社では、「日本の技術力を生かした特化商品として、綿100%の織ネームをサステナブルな取り組みに関心の高い海外アパレルへアピールしていきたい」と期待が高まる。

   




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