トピックスバックナンバー

2015 SPRING


ユニチカトレーディング
メイドインジャパンにこだわった綿100%の
特殊複重層紡績糸
「ROLLS®」

  ユニチカトレーディングが、2年の歳月を費やしてコットン100%にこだわった特殊複重層紡績糸「ROLLS®(ロールス)」を開発した。また、子供服大手のファミリアと共同で、「ロールス」の糸特長を活かした新生児肌着用のニット素材を開発し、4月からファミリアの新シリーズ「ピュアベビーコットン」として発売する。
 「ロールス」は、芯と鞘で撚り係数の異なる綿糸を使い二層構造にした紡績糸だ。芯になる綿糸の周りに甘撚りの綿糸で囲み、さらに撚りをかけることで、従来にはない上品でやさしい肌触りと適度なハリコシを併せ持つ糸に仕上がった。
 同社によると、この糸を開発するまでに試行錯誤の連続だったという。共同開発のファミリア側からは、新生児向けの素材として綿100%で肌触りのやさしさを追求しつつ、撥水加工などの薬剤を一切使わずに吸汗速乾機能を求められていたため、理想の綿糸にするための原綿の選定に始まり、糸の撚り係数のバランスを見つけるまで改良を重ねた。
 「失敗続きで挫折しかけたこともありましたが、そのたびにチーム全体の“いいものを作りたい! ”という熱意に励まされました。すべての工程をメイドインジャパンにこだわり、安全で綿の良さを実感できる自慢の糸に仕上がったと思います」 (レディス営業部森本恵治部長談)
 しかしようやく糸が完成したものの、次の難関は糸特性を発揮する最適な組織探しだった。そこで古くからの付き合いのある和歌山のニッターの協力を得て、工場に眠っていた古いイタリア製旧式丸編み機を復活させ、「イタリアン・メッシュ」生地を開発した。ロールスの機能に加え、メッシュ地によって吸汗速乾機能が高まり、型崩れや洗濯による風合い変化を抑えることにも成功した。
 商品は、ファミリアでも最上位のシリーズとなる「ピュアベビーコットン」の4型。打合せ半袖肌着(¥2,200+税)、ロンパス型肌着(¥3,500+税)、半袖シャツ(¥2,500+税)、ランニング(¥2,500+税)がラインナップしている。全国の百貨店とオンラインショップにて発売する。






  問合せ先:ユニチカトレーディング株式会社 レディス営業部第一課 
      電話:06-6203-6571
      http://www.unitrade.co.jp/




シキボウ
男の気になる第3のニオイ「ミドル脂臭」対応
消臭加工綿繊維
「スーパーアニエールM」

 今や体臭ケアも大切な身だしなみのひとつ。シキボウが化粧品メーカーのマンダムとの共同で、30~40歳代のミドル男性の不快なニオイ「ミドル脂臭」に効果のある消臭加工素材「スーパーアニエールM」を開発した。
 ミドル脂臭とは、従来から知られている汗臭や加齢臭とは全く異なるニオイで、中年男性の頭部や首の後ろなどから発生するアブラっぽい不快な臭いのこと。2013年にマンダムが臭いの原因が「ジアセチル」という物質であることを解明。翌年からその代謝を抑えるデオドラント商品を販売して話題となっている。ジアセチルは、皮膚上にあるブドウ球菌が汗に含まれる乳酸を取り込んで代謝分解し発生する。微量でも臭いやすく、拡散しやすい性質を持つやっかいものだ。
 シキボウでは、安全性の高い消臭剤を後加工で繊維に固着させることにより、ジアセチルだけでなく酸性臭、中性臭、アルカリ性臭に対しても優れた消臭効果を発揮する加工技術を確立。織物にもニットにも加工でき、洗濯30回後でも消臭率99%の高い効果が持続する。綿素材の柔らかな肌触りも変わらないという。  
 今後は、消臭加工繊維製品の販売を通じて、ミドル男性の積極的な体臭エチケット行動を推進するとともに、自他の体臭への悩みを低減し、やさしく快適な生活を送れる素材を開発していく。展開アイテムは、パジャマ、布団側地、シーツ、ピローケース、綿毛布、タオルケットなどの寝装用途に加え、肌着などのインナーウエア、ワイシャツやTシャツなどの一般衣料向け衣料、作業着、制服、帽子などにも幅広い用途で販売予定だ。
 今回の開発で、同社の消臭加工「アニエール」は4タイプとなり、目的別にきめ細やかな消臭対応ができるよう進化した。アルカリ性臭から酸性臭の幅広い臭いに対応する「スーパーアニエール」、加齢臭対応の「スーパーアニエール9」などとあわせ、高い消臭加工素材シリーズとして幅広く認知されそうだ。








  問い合わせ先:シキボウ株式会社 戦略素材企画推進室 電話:06-6268-5553
            http://www.shikibo.co.jp/




アングル
素材の良さと機能面が充実したビジネスアンダーウエア
「N-ONE」

 フジボウグループのアングルから、ビジネススタイルにあわせたメンズアンダーウエアブランド「N-ONE」が披露され、今春夏ものから本格展開がはじまった。
 「N-ONE」は、数年前に高級インナーとして誕生したブランドだが、昨秋に「働く男」をターゲットにしてリニューアルされた。素材からパターン、縫製、パッケージまで全てを一新し、「活動的な男性のカッコよさを追求する」下着として新たにデビューした。
 新生「N-ONE」のイチオシは、素材の良さと機能面の両立にある。肌への優しさにこだわり、高機能な綿素材を数多く開発するフジボウが、糸、編立、加工、仕上げの総合的な技術を組み合わせて、綿100%でその長所をバランスよく引き出して製造。しなやかでソフトな風合いが自慢のオールシーズン向けの商品に仕上がった。さらにほとんどの商品に吸水速乾機能加工の「パールローレル®」が施され、機能面でも魅力的になっている。この加工は、綿繊維の表面に水分を落とした時に、毛細管現象で素早く水分を拡散し乾きやすくなるように工夫されている。綿のソフトな風合いと上品な光沢感を持ち、洗濯を繰り返しても硬くなりにくい。
 製品は、今春夏から店頭に並ぶ天竺素材のクルーネック/VネックTシャツ(¥2,800+税)に加え、充実したボトムスのバリエーションが今秋冬向けから仲間入りする。ボクサーブリーフ2種(¥2,800+税)、ロングボクサーブリーフ(¥3,000+税)、ボクサースパッツ(¥3,300+税)がそろい、伸縮性のあるフライス素材で、カラーは落ち着いた色調の5色。フロントにパイピング仕上げを施したり、立体設計で抜群のフィット感を実現した。
 全国の百貨店と自社オンラインショップで今春から上物が先行して販売され、ボトムスは秋から登場する。



 





  問合せ先:アングル株式会社 企画部 電話06-6268-9820
      http://www.angle.fujibo.co.jp/




■グンゼ
ワイシャツをきれいに着こなすための下着が登場
切りっぱなしですっきりスタイリッシュに!
「YG CUT OFF カットオフ」

 グンゼ「YG」から、おしゃれな新シリーズ「CUT OFFカットオフ」が発売された。「透けない、見せない」をコンセプトに、スマートな着こなしと、上質な着心地を目指して開発された同シリーズは、最近のトレンドをいち早く取り入れた下着だ。
 CUTOFFは「切りっぱなし」という意味で、襟や袖口、裾の生地端に折り返しの縫い目がなく、フラット生地な状態で仕上げたグンゼ独自の特許製法。段差がないので下着のラインがアウターにひびきにくい。さらにネックスタイルをスマートに見せるように、通常のアイテムより襟ぐりを深めにカットし、シャツの襟を開けて着る時などに、襟元から下着がのぞかないように設計されている。ワイシャツやパンツのシェイプを邪魔しないように配慮された「大人の心配り」を意識したインナーなのだ。
 素材も上質な綿にこだわり、強撚糸を使用してサラッとドライなタッチを実現。気になる汗のニオイを抑える消臭加工が施こされている。
 カラーは、今注目のベージュを中心に3色がラインナップ。ベージュの下着は、ラクダ色と言われ昔の肌着というイメージを持つ世代もいるが、 最近ではファッションに敏感な若い男性たちから「おしゃれな下着」として大いに見直されている。白色下着に比べて、肌に近い色が透けにくいという点が重宝される理由だという。
 もともとカットオフのインナーは、同社がレディスインナー「KIREILABO(キレイラボ)」で培った技術。肌の敏感な女性向けに開発されたが、その心地よさからヒット商品のひとつとなっている。同社では、昨春から百貨店向けメンズ下着ブランド「SEEK」で、このカットオフタイプの展開を始めたところ、高価格帯にもかかわらず人気に火がついた。量販店向けの「YG」ブランドではなじみの少ないカットオフだが、今回のシリーズ化でブランドのバリエーションの一つとして展開し、「YG」ファンのすそ野を広げる狙いもあるという。
 アイテムは、VネックTシャツ、UネックTシャツで価格は¥1,500+税。サイズはM、L、LLで、カラーはクリアベージュ以外にネービーブルーとホワイトがある。全国の量販店とグンゼオンライン通販ストアで展開中。


 





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           GUNZEホームページ  http://www.gunze.co.jp/
           「YG」ブランドサイト   http://cotton-yg.com/