トピックスバックナンバー

<2016 SUMMER>


■クラボウ
多彩な表情を持つプレミアムジーンズ
「クラボウデニム プライムブルー」

 クラボウが「付加価値を追求した極上デニム」の総称ブランド「KURABO DENIM PRIME BLUE(クラボウデニム プライムブルー)」を立ち上げて以降、初めての国内展示会が開催された。会場では、“次世代デニム”と位置付けられたさまざまなデニムがラインナップした。  
 その中心となったのが、プレミアムゾーンをターゲットとした、国内の産地企業と連携して開発されたデニムだ。頂点素材として打ち出したのは、17オンスの綿100%製と17.5オンスのストレッチデニム(綿99%、ポリウレタン1%)。1970年代初頭に、同社がデニム量産を始めた当時の「KD-8」を彷彿とさせる肉厚デニムだが、ごわつき感は無くしなやかで肌触りの良さが特長となっている。「今までは軽いデニムが主流だが、市場の多様化で海外を中心にヘビーウエイトの需要も高まってきている」という背景から、新しい表情のデニムが開発された。
 さらに、色落ちしにくいデニム「ステイブルー」も紹介された。ドレッシー感やきちんと感のある濃色デニムの引き合いや、デニムの色落ち変化を楽しむよりも購入時の色合いを長持ちさせたいという消費者も多く、そうした声に対応したものだという。
 柔らかいデニムのカテゴリーでは、持った瞬間にふわっとした心地よさと軽さを感じられる「スイートスピン」が注目を集めた。綿100%でコットンの柔らかさと弾力、ふくらみ感があり、肌触りの良さを実感できる。
 他にも、海外のセルヴィッチブームに対応したヴィンテージ・ラインでも、ヘビーウエイトをラインナップに加えたり、よく伸びよく戻るストレッチ素材「エスキューブ」なども提案され、多様なデニムの世界が展開された。
「この展示では、単に生地のバリエーションを打ち出すのではなく、市場に出回っていない付加価値のあるデニムの提案を心がけました。トレンド創出と技術革新を核に、市場が求める一歩先を見つめて、タイムリーに商品開発や目新しい商品を出し続けていくことが大切だと思っています」(繊維事業部衣料貿易部カジュアル課 志賀 久哉氏談)
 欧米の有名デニムブランドにも浸透している「クラボウデニム」は、歴史を重ねて「クラボウデニム プライムブルー」として進化し、世界へと広がる。

 

 

        問い合わせ先: クラボウ 大阪本社 営業統括部 マーケティング課 
                  電話:06-6266-5303  http://www.kurabo.co.jp/cotton




■シキボウ
植物の力を結集した
「ボタニカルパワー」シリーズを発表

 植物由来成分を取り入れた商品が、化粧品やヘアケア分野を中心にトレンドとなっている。
シキボウは、約10年前からオリーブオイルや椿油などの植物系加工素材の開発を行ってきたが、このほど新たな加工を発表。既存のブランドと合わせ、植物の力を結集した「ボタニカルパワー」としてブランドを総称化し、そのラインナップを拡充した。

コットンの種(綿実)から生まれた柔軟剤「メンミーユ」
 今までありそうでなかったのが、綿実油を活用した柔軟加工剤。国内唯一の綿実油メーカーの岡本製油と共同開発した「メンミーユ」は、まさに「コットンをコットンで仕上げる」という従来にはない発想から誕生した。
 通常綿製品の製造工程では、染色や仕上げ加工の前に精錬工程で綿繊維に含まれている蝋分や脂分などを取り除き、染色後に柔軟剤を使って柔らかく仕上げるが、シリコンオイルなど合成剤の使用が主流だった。シキボウでは、既存ブランドで米油使用の柔軟剤「コメーユ」で培った技術を進化させ、肌に優しい天然の柔軟加工を打ち出した。

 

世界的に注目を集める、非フッ素系天然由来の撥水加工「ヤシパワー」
 非フッ素系の撥水加工として開発されたのは、ヤシの実有効成分を約60-75%配合した薬剤で作った天然由来の「ヤシパワー」。あまり固くならず、通気性は抜群、安全性も高い。綿100%製品での初回洗濯の撥水性は4級を維持している。繰り返し洗濯の少ないアウターやバッグ、帽子などの用途へ期待されている。
 
 

国産孟宗竹を使った抗菌、消臭加工「竹フレッシュ」
 孟宗竹の皮には、抗菌と消臭成分が含まれていて、それを抽出するベンチャー企業と組んで開発された。アンモニア消臭率は90%以上、抗菌活性値は4.6以上で、高い機能を実現している。竹は繁殖力が高く、古いものは伐採しなければならず、処理に困る自治体も多いため資源活用にも貢献するという。
 他にもグレープフルーツの種子成分を配合した抗菌加工「グレフルフレッシュ」、バラ、アボガド、オリーブオイル、アルガンオイル配合の柔軟加工剤、天然アロエや茶葉、シアバターなどを配合した各種ボタニカルパワー満載のブランドが勢揃いしている。

        問い合わせ先: シキボウ株式会社 戦略素材企画推進室 
                   電話:06-6268-5553  http://www.shikibo.co.jp/