2018グランプリ受賞者 杉本 裕一さんへのインタビュー グランプリ受賞後、反響はいかがでしたか? 周りの反響が大きく、特に仕事先の皆様はじめ職場の皆さんが、これほど祝福し喜んでくれたことに感激しました。とても嬉しく感謝しています。 受賞してよかったことを教えてください。 制作活動をするうえで、大きな自信となりました。仕事面でも受賞後は広がりが出たように感じています。新規の会社に行った時でも、グランプリ獲得の話をすると感心され、勲章ができたようです。 受賞前と後で、創作活動への取り組み方や世界観、物の見方などに変化がありましたか? 通常の仕事は、クライアントの意向や上司や周りの意見を取り入れて、チームとして活動していますが、コンテストでは全く個人のクリエーションとなります。誰の手も借りず、出した後は修正もできない。いわば一発勝負。自分自身の力量が試されます。 受賞したことで、創作活動の新たな扉を開くことができ、アイディアの吸収が加速したような気がしています。 応募しようとするデザイナーたちに、グランプリ受賞者としてメッセージをください。 どれだけ力強い作品を生み出し、送り出せるかが重要になってくると思います。 賞を取るためのアドバイスがありましたら教えてください。 いかに課題(テーマ)を理解し、分解できるか。最小まで分解した方が、新しいものが生まれてくるし、伝わりやすくなると思います。 与えられた言葉だけでデザインを完結するのではなく、テーマの言葉が持つ意味や広がりを自分自身で調べ、探り、掘り下げてみることが、このコンテストでは最も大切だと感じます。 |