U.S.コットン・トラスト・プロトコル
更新日2024/10/28
U.S.コットン・トラスト・プロトコルは2020年に運用を開始。 よりサステナブルな綿花生産に向けて、新しい基準を設け、「土地利用効率」「土壌侵食」「水使用」「エネルギー使用」「温室効果ガス排出」「土壌炭素」の6つのサステナビリティ指標において高度なデータ収集を行い、外部機関の検証も実施されます。科学的根拠に基づく環境負荷削減データは、毎年、参加ブランド・小売企業に提供され、各社のサステナビリティレポート等に利用することが出来ます。
加えて、U.S.コットン・トラスト・プロトコルは香港に拠点を置くテキスタイルジェネシス社と提携し、サプライチェーンの透明性を実現しています。 テキスタイルジェネシスのサステナブル繊維追跡プラットホームは、偽造が極めて困難なブロックチェーンテクノロジーを利用することにより、アメリカ綿がサプライチェーンの各段階で確実に使用されていることを検証し、ブランド・小売企業は、自社製品のサプライチェーン・マップ(各サプライチェーンの工場名と住所を表示)を受け取ることができます。 サプライチェーンのすべての企業が加盟し、アメリカ綿の使用を追跡します。 また従来のCOTTON USA™マークの表示は、この追跡において綿50%以上、 アメリカ綿100%の使用が確認できたアイテムに許可されます。 U.S.コットン・トラスト・プロトコルのマーク(スタンプ)表示については、 別途規定がございます。 ドイツ連邦政府イニシアチブ Siegelklarheit によってサステナブルコットン基準として認定されPartnership for Sustainable Textilesのブランド・小売メンバーが選べるサステナブル綿繊維となっています。さらに、テキスタイルエクスチェンジ(Textile Exchange)の推奨繊維リストに掲載され、フォーラム・フォー・ザ・フューチャー(Forum for the Future)のCotton 2040イニシアチブのCotton Upガイドにも掲載されています。 サステナブル・アパレル連合(Sustainable Apparel Coalition)と連携しています。 ISEALコミュニティーメンバーに認定されています。 国際貿易センター(ITC)のスタンダードマップに認められ公開されています。 国連のSDGs他、多数のイニシアチブと連携しています。 【参加費用】 「ブランド・小売企業」の年会費 料 「ブランド・小売企業」のアメリカ綿消費手数料 ※アメリカ綿の追跡が始まると発生します(四半期ごとの請求) 「メーカー(サプライチェーン)」の年会費 アメリカ綿が加工処理される各製造拠点を登録し、事業内容(紡績、織布、 染色など)を申告いただきます。 公表されているメンバーリスト(英語) 2024年 年次報告書(英語) メンバーがどのような内容を発信できるかを規定した資料(英語) |