2020年2月14日 |
「綿の種プレゼント2020」を実施 生分解性のあるコットンを植えて、 サステナビリティについて考えよう 遺伝子組み換えをしていない綿の種子を配布 |
一般財団法人日本綿業振興会は、人気企画「綿の種プレゼント2020」を、今春も実施いたします。 このプレゼントは、1975年から続くロングラン企画です。サステナブルで、肌に優しく毎日身に着ける繊維・コットンの良さを、種から育てることで身近に感じてもらい、その魅力を多くの皆様に楽しんでいただければと願っています。 植物生まれのコットンは、7千年もの昔から、衣服や生活用品の材料として世界中で愛されてきました。地球環境に優しいサステナブルな素材です。種を蒔けば1年サイクルで収穫でき、栽培するだけで空気を浄化して地球温暖化防止にわずかながら寄与できます。 さらに最近深刻化する海洋プラスチック汚染問題にも、生分解性のあるコットンなら少なからず貢献できます。ノースカロライナ大学が先に行った研究結果(※注)では、 綿は水中で生分解し海を汚さない環境に優しい繊維であることが証明されています。またコットンは廃棄の際、燃やしても有毒ガスを排出せず、衣料として使った後は土にも還ります。自然から生まれ、自然に還るコットンは、これからの循環型社会に欠かせない素材です。 日本では、法律で「遺伝子組み換えした綿」の栽培は禁止されています。当会では、種苗会社を通じて配布する種子の遺伝子検査を実施し、「遺伝子組み換えしていない」と実証された種のみをご用意しています。 今回配布する種は、「ゴシピウム属アルボレウム」という品種のアジア綿です。草丈は約60~120cmで、花径は約5cm。ご家庭の鉢植えやプランターでも簡単に栽培できます。5月~6月(発芽適温20~25℃)に種を蒔くと、夏には美しい花が次々に咲き、秋にはコットン・ボール(綿の実)がはじけて可憐な白い綿が姿を現します。その様は神秘的で大地の恵みを伝えてくれるようです。 栽培を通じて、サステナブルなコットンの魅力をぜひ感じてください。 ※注 国際綿花評議会(CCI) ホームページより出典 https://cottonusa.org/ja/expert-outlooks/microplastics-and-the-environment 応募方法は、下記の通りです。 申し込み方法 「希望者の郵便番号、住所、氏名を明記して、84円切手を貼った返送用封筒」を、綿の種プレゼント係宛に封書で送ること。 締切りは、3月31日(当日消印有効) 1人1袋(6~7粒入り)を各人が送った返送用封筒に入れて郵送します。 なお、ご応募いただいた方には、もれなくプレゼントいたします。 申し込み先 〒539-0024 大阪東郵便局 一般財団法人日本綿業振興会「綿の種プレゼント」係 (注)上記の郵便番号と宛名は、日本郵便株式会社で特別登録していますので、 必ず郵便番号をご記載願います。住所記載は不要です。 報道いただく際のお願い 希望者が同封した返送用封筒に袋入りの種を入れて郵送しますので、 記事にされる際は、必ず上記申し込み方法のアンダーライン箇所をご掲載いただきますよう、 ご協力の程なにとぞよろしくお願い申しあげます。 栽培方法についてのご案内 一般財団法人日本綿業振興会ホームページ「綿栽培日記」コーナーで、 「栽培のポイント」を紹介中。http://cotton.or.jp/growpoint.html |