プレスリリース
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| 2023年3月8日 | |
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| テネシー州メンフィス（2023年3月6日） — U.S.コットン・トラスト・プロトコル（以下「トラスト・プロトコル」）は、独自のシステムであるプロトコル消費管理ソリューション（PCMS）による綿繊維の追跡量が、累計300万キログラムの節目を突破したと発表しました。
ファッション業界が最も賑わい、業界のサステナビリティに関心が集まる、2年に一度のファッション月間（2月9日開幕のニューヨーク・ファッションウィーク～3月7日閉幕のパリ・ファッションウィーク）中での達成です。 サステナビリティを促進するファッション業界では、世界的ブランドや小売業者が自らの取り組みとその成果を示すために透明性が確保された実証手段を模索しており、そうした中での今回の発表は、2020年に発足したトラスト・プロトコルの歩みにおいて大変意味あるものとなりました。 本日公開された実証データでは、PCMSで追跡された最終製品数が1100万枚を突破していることが確認されています。 U.S.コットン・トラスト・プロトコルのプレジデントであるGary Adams博士は、次のように述べています。「全世界の注目がファッションに集まるファッション月間中での達成は、タイムリーであるだけでなく、トラスト・プロトコルが発足からわずか3年でここまでの実績を挙げたということを示す機会としてこれ以上ないものです。トラスト・プロトコルのメンバーであるブランド・小売業者はPCMSを利用することで、データで裏付けられた検証済みのプロトコル綿消費ユニットを根拠として、製品への表示などさまざまな方法でサステナビリティへの取り組みを公表することができます。 トラスト・プロトコルの重要な使命の一つは、サプライチェーン全体の透明性を確保することであり、品目レベルで透明性を提供できる世界初のプログラムであることを誇りに思っています」 そうした提供を可能としているのは、ブロックチェーンなどのデジタルテクノロジーを用い、サプライチェーンの各段階においてプロトコル綿・アメリカ綿の動きをほぼリアルタイムで記録・検証するPCMSです。このPCMSによって透明性を確保するには、紡績工場やメーカーを含むサプライチェーンの全構成メンバーが、トラスト・プロトコルに加盟している必要があります。 また、トラスト・プロトコルは、具体的数値目標を設定してその進捗状況を測定・検証し、土地利用、土壌炭素、水管理、土壌侵食、温室効果ガス排出およびエネルギー効率に関する6つの主要サステナビリティ指標において継続的な改善を図るという綿花生産では唯一のサステナビリティ・システムでもあります。 科学的根拠に基づいたシステムの下、農場レベルで環境や社会に関する主要データを収集・記録し、それらのデータを年1回取りまとめ、発表しています。
U.S.コットン・トラスト・プロトコルについて 2020年に開始されたU.S.コットン・トラスト・プロトコルは、よりサステナブルな綿花生産に向け新しい基準を設定しています。最もサステナブルで責任ある技術を用い、地球の保護と保全への貢献を確かなものにします。農場レベルの科学的根拠に基づくプログラムで、6つの主要なサステナビリティ指標において具体的数値目標を設定し、測定と検証を行うとともに、サプライチェーンの透明性を品目レベルで提供できる唯一のサステナブル・コットンです。 U.S.コットン・トラスト・プロトコルは、アパレルブランドや小売企業、市民社会、外部のサステナビリティ専門家、および栽培農家、繰り綿業者、綿花商、卸売業者、協同組合、紡績会社、綿実取扱業者を含む綿花業界の代表など、複数の利害関係者で構成される理事会の監督下に置かれています。 詳細については、 TrustUSCotton.org をご覧ください。 SNSリンク https://twitter.com/trustuscotton https://www.facebook.com/trustuscotton/ https://www.instagram.com/trustuscotton/ https://www.linkedin.com/company/responsibleuscotton |