2024年6月26日 | |
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U.S.コットン・トラスト・プロトコル(以下「トラスト・プロトコル」)は、カーハート社(Carhartt Inc.)を新たにメンバーとして迎えました。働く人を保護する丈夫なワークウェアからスタートした創業135年の老舗企業で、このたび責任あるコットン調達戦略の一環としてトラスト・プロトコルに加盟しました。
カーハート社のサステナビリティ・ディレクターであるGretchen R. Valade氏は次のように述べています。「私たちは、創業当時から最高で最も耐久性のある素材を使用して製造するというこれまでの歴史を誇りに思っています。トラスト・プロトコルのメンバーになることで、責任ある調達による素材を追求でき、次世代の働く人々のためにより良い世界を残すという私たちの使命の次のステップとなります。」
トラスト・プロトコルへの加盟により、カーハート社はウェアに使用されるアメリカ綿の完全なトレーサビリティを得られ、サプライチェーンの透明性を高めることができます。
トラスト・プロトコルのDaren Abney専務理事は次のように述べています。「継続的改善は私たちの哲学の重要な要素ですから、測定可能かつ検証可能な農場レベルのデータを提供し、アメリカ綿のトレーサビリティを確保することで、カーハート社がより持続可能なコットン調達に向け継続的な改善を実施するサポートができることを嬉しく思います。」
U.S.コットン・トラスト・プロトコルは、Textile ExchangeとForum for the Futureに認められています。また、Cascale、Textile Exchangeの2025 Sustainable Cotton Challenge、Cotton 2040、およびCotton Upのイニシアチブにも参加しています。さらに、ITCスタンダードマップに掲載され、Partnership for Sustainable Textilesによってサステナブルコットン基準として認められ、ドイツ連邦政府によりサステナブルコットンの基準として承認され、ISEALコミュニティーメンバーにも認定されています。 詳細については、TrustUSCotton.org をご覧ください。
U.S.コットン・トラスト・プロトコルについて このプログラムは、自発的参加の農場によるサステナビリティ・プログラムで、全アメリカ綿の追跡プラットフォームでもあります。6つの主要なサステナビリティ指標(土地利用効率、土壌炭素、水管理、土壌侵食、温室効果ガス排出、エネルギー使用効率)において具体的数値目標を設定し、測定と検証を実施し、継続的改善をすすめるというコットンでは唯一のシステムです。さらに、サプライチェーンの透明性を世界で初めて品目レベルで提供したサステナブル綿繊維プログラムです。 さらにトラスト・プロトコルは、政府のU.S.クライメートスマート・コットン・プログラムを主導する役を担っています。この、5年間の共同イニシアチブは、綿花生産者が収益性、経営、環境スチュワードシップを向上させ、同時にアメリカ綿花産業の長期的存続のための変革をもたらします。 カーハート社について 1889年に設立されたカーハート社は、働く人々のオン・オフ両方のために丈夫な製品を開発する豊かな伝統を持つプレミアムワークウェアのグローバルブランドです。ミシガン州ディアボーンに本社を構え、世界中に約3,000人の従業員を擁する同社は、創業者Hamilton Carharttの子孫によって家族経営されています。 詳細については、www.carhartt.comをご覧ください。 SNSリンク https://twitter.com/trustuscotton https://www.facebook.com/trustuscotton/ https://www.instagram.com/trustuscotton/ https://www.linkedin.com/company/responsibleuscotton |