【2018 SPRING】
繊細で軽く、極上の光沢感となめらかな手触り。 高級細番手400番のドレスシャツ 来年で創業130年を迎えるユニチカと、高級シャツ製造にこだわるメーカーズシャツ鎌倉と協同で、紡績から織り、加工、縫製、仕上げまで、全て国内生産した綿100%高級ドレスシャツの販売を今春からスタートさせた。 日本の紡績技術力を極めた400番4PLYの純綿精紡交撚糸で作られた生地は、手摘みの超長綿・スビンゴールドを使用し、美しく繊細で軽く、極上の光沢感を持つ。その心地よさは、綿100%ながらシルクを凌ぐほど。「高級感があり、一度袖を通すとステイタス感や気持ちに張りがでて、まるで勝負シャツ!」と購入者からの声も寄せられているという。発売日には、18,000円(税別)の高額にもかかわらず、鎌倉シャツオンラインショップで完売となるほどの人気ぶりだった。 開発に携わった一人のユニチカトレーディング三野正博アシスタントマネージャーは、「もともと細番手が得意な我々ですが、400番は未知の世界でした。構想から3年、糸を切らないよう時間をかけ丁寧に作らなければならず、多くの工程や安定した生産体制面で試行錯誤の末、ようやくインパクトのある商品ができました。岡山常盤工場の技術による、匠の技、心意気、創造力の結晶だと思っています」と製品化までの道のりを振り返る。 今後は、完全メイド・イン・ジャパンの品質力と企画力を生かし、世界に向けて打って出ることが次なる挑戦だ。「ユニチカのメーカー魂と底力を世界に披露して行きたい。それこそが我々が歩むべきところなのかなと思っています」(三野氏)とし、世界中に店舗展開するメーカーズシャツ鎌倉と共に、400番手を中心とした「ジャパンクオリティドレスシャツ」の開発・販売で日本の技術力をアピールする。 問い合わせ先: ユニチカトレーディング株式会社 営業戦略グループ 電話03-3246-7687 https://www.unitrade.co.jp/ アイロン掛け不要の洗える綿100%ネクタイを発売 「NON IRONMAX純綿ネクタイ」 日清紡テキスタイルと青山商事が共同で、綿100%のノーアイロン・ネクタイ「NON IRONMAX純綿ネクタイ」を開発した。 一般的にネクタイの素材は、シルクが主流。家庭での手入れは、生地の劣化や型崩れがしやすく困難だった。 新商品は、日清紡テキスタイルが開発した、綿100%でありながら洗濯後のアイロン掛けが不要の「APOLLOCOT ®」素材を使用することで、家庭での手入れが簡単となった。汗や食べこぼし等で汚れてしまっても手軽に洗うことができ、洗濯後は軽く形を整えて吊り干しするだけ。繰り返し洗濯しても型崩れしにくい。 素材は、柔らかくなめらかで美しい光沢を持つ超長綿を使用。デザインにもこだわり、大剣(端の太い方)と小剣(細い方)を異なる色柄で切り替えたクレリック仕様になっているので、遊び心でさりげなく小剣をのぞかせたり、いつものコーディネートに変化をつけることもできる。機能性とデザイン性、風合いを全て兼ね備えた仕上がりになっている。 色柄は、ネイビー無地、グレー無地、サックスブルー無地、チェック柄など全8 品番で展開し、価格は 4,900 円(税抜)。「 クリスチャン・オラーニ」ブランドで、「洋服の青山」全店とオンラインストアで販売中。 問い合わせ先: 日清紡ホールディングス株式会社 IR広報グループ 電話03-5695-8854 http://www.nisshinbo.co.jp/ 退色や色落ちがほとんどなく、燃えにくいデニム 「SHIN・DENIM®(シン・デニム)」の壁紙クロス 「桃太郎ジーンズ」などを展開するジャパンブルーが、デニム生地の概念を覆すタフな素材「SHIN・DENIM®(シン・デニム)」製の壁紙クロスを発表した。従来品にはない、高いファッション性を表現できる商品として注目を集めている。 シン・デニムは、同社が原綿の選別から、糸、織り、染色技術を工夫して開発。デニム生地特有の経年変化や摩擦による色落ち、水滴による色移りがほとんどなく、デニムらしい風合いはそのままに、強度と耐久性を大幅に向上させている。 壁紙クロスは、そうした素材本来の特長に加え、防炎加工や撥水加工、ほつれ防止処理が施こされ、ホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマーク「F☆☆☆☆(エフフォースター)」も取得している。 これまでインテリア業界では、日焼けなどによる退色が障害となり、デニムの壁紙クロスの導入が難しいとされてきたが、同社ではこれを機に、建築、内装、住宅メーカーなどの異業種向けの新たな商材として提案を推進するという。 シン・デニムは、現在展開中のジーンズやスーツ、ジャケット、制服などの衣料用をはじめ、耐久性の強みを生かした家具の座面やベッドフレーム、自動車の内装パネルやドアトリムなど資材用への活用も可能となり、ニーズや用途に合わせた幅広い分野での展開が期待される。 問い合わせ先: 株式会社ジャパンブルー 広報室 電話:086-476-8555 http://www.japanblue.co.jp/ |